21世紀のサイノツノブログ

サイノツノによる提言

おすすめのクラシック音楽

今日は、おすすめのクラシック音楽を紹介してみようと思う。

特別クラシックに詳しいわけでもないし、楽器の達人でもない一介のクラシック好きだが、3曲ほど取り上げてみる。

 

まず、サンソン・フランソワが演奏するベートーヴェンピアノソナタ「悲愴」。

ピアノを習っていた時に、ベートーヴェンソナタを弾く機会があった。先生は「ベートーヴェンは古典派だから、テンポは絶対に守る。リズムは揺れないこと。固い音で弾くこと。」と教えてくれた。だから私は、練習の時にはメトロノームを使ったし、指が回るようにツェルニーの練習曲(!)も一緒に弾いていた。先生も、もっと弾ける人には違う指導をしたかもしれないが、少なくとも当時の私にとっては「ソナタ=正確に、注意深く弾くもの」であった。

そんな概念を覆すのが、フランソワのベートーヴェンだ。

正直、テンポは揺らぎまくっているように聴こえるし、情緒的すぎる感じだ。ベートーヴェンの正当な演奏とは言い難いのではないだろうか。

であるのに、気づいたら涙が流れていた。「悲愴」という曲自体は以前から好きだったのだが、フランソワほど心の琴線に触れる演奏は聴いたことがなく、衝撃的だった。


Samson François plays Beethoven 3 Sonatas - "Pathetique" "Moonlight" "Appassionata"

(全部聴ける動画を発見したので、差し替えました。17:00までが「悲愴」です。)

 

次に、「悲愴」違いだが、チャイコフスキー交響曲第6番。

これは、演奏者というよりも、曲自体が持つ優美さ、壮大さに注目である。チャイコフスキーはロマンティックな旋律を数々生み出しているが、その中でもピカイチだと思うのがこの曲。それくらい旋律が美しい。手持ちのCDは、カラヤンベルリンフィルの1964年の演奏なのだが(チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/バレエ組曲「くるみ割り人形」)、youtubeに上がっているのはカラヤンウィーンフィルの演奏だったのでひとまずそれを貼っておく。

余談だが、クラシックの動画は、身体の動きと音が連結しているのが見られておもしろい。


TCHAIKOVSKY - Symphony no6 (Pathetique) - Herbert von Karajan & Wiener Phil

 

最後に、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番。

モーツァルトの音楽は、心地よい。音の粒が丸く規則正しく揃っている感じがする。モーツァルトを聴くとリラックスできるし、元気が出る。朝の準備の時間にはモーツァルトが最高だ。とりわけ、リラックス効果が高く元気がでると感じるのが21番である。

何かいい音源はないかとyoutubeを探していたら、力強く、一音一音に思いのこもった演奏を発見した。


Mozart - Piano Concerto No. 21, K.467 / Yeol Eum Son

気になったので調べてみると、ソン・ヨルムさんはこの演奏を披露したチャイコフスキー国際コンクールで2位に入賞し、同時にベスト・パフォーマンス賞も受賞されたというすごい人だった(ソン・ヨルム|アーティスト紹介|Samon Promotion,Inc.)。

 

クラシックは、長く残ってきただけあって(ビートルズは50年前だが、バッハは300年前だ)やはりすごい音楽だ。もともと宗教音楽だったということもあって、世界観のスケールも圧倒的だ。今やその音楽がyoutubeやCDやAppleMusicで聴ける時代になった。嬉しい。

それでも、圧倒的な世界観を存分に感じることができるのは、やはりコンサートだ。いつの日か、超一流のオーケストラを聴きにウィーンに行ってみたいものだ。